ながらびっと名古屋第一回公演終わりました!熱いうちに裏話でも(1/3)

ながらびっと名古屋第一回公演終わりました!熱いうちに裏話でも(1/3)

皆さんこんにちは。
劇団ながらびっと代表の森永です。

2024年2月24日と25日
名古屋第一回目公演「ゴーストカフェへようこそ!」
全6ステージ満員御礼で無事に終わりました!!

今回も沢山の方に支えられた公演となりました。

ご来場いただいた方、応援してくださった方、本当にありがとうございました。

さて、今回の公演をやり切った事は、劇団として大きな意味を持つものでした。
それはこれまでの公演と大きく異なった「試み」がありました。

本番を終えて気持ちが熱い今のうちにブログに残しておきたいと思います。

想いが溢れてびっくり長文になってしまったので、3回に分けてお届け。
今回は「始まるまで編」です!

そもそも今回公演の発端は、pisakiという劇団員からの1本の電話から始まりました。

「私、どうしてもながらびっとでお芝居したいの!!」

そんな彼女から、シンプルで、めちゃくちゃ熱い電話をくれました。
あれは刺さった。本当に嬉しかった。

彼女は3年前の2019年にコロナで中止になってしまった名古屋公演(以降、名古屋0期と記載)のメンバーの1人。
残念ながら本番を迎える事ができませんでしたが、その後劇団員に加入。

名古屋0期のリベンジをいつか果たしたいと思っていたけど、自分の状況を考えると現実的に厳しいかなと諦めていました。そんな時に彼女のシンプルな熱意に、なんとかできないかなと考えました。

そして僕の答えは
「やりたいなら君がやっちゃいな!」

何かを始める時、誰かが腹を括らないといけない。
誰かが最後まで「やるぞ!」って言い切らないといけない。
単純だけど、これがすっごく難しい。

彼女が「やる!」と覚悟を決めたから、この公演が動き出しました。
なのでこれまでと大きく異なった「試み」は、ズバリここです!!

今回の総責任者は、彼女だったのです

一番最初に覚悟を決め、予算を立て、人集め、色んな選択を決断したは、pisakiちゃんでした。

僕は今回はあくまでも脚本と演出という立場のみ。あとは諸々の相談役程度。
そこに、劇団員で現在三重県在住のひじゅちゃんも加わり、僕含め3人を中心にメンバーを集めよう!ってなりました。

公演するぞ!と決めたものの、自分達の仕事の都合や劇場の空き状況など、諸々の状況を考えると出演者の募集期間は1ヶ月程度しかありませんでした。

これはめっちゃくちゃタイトなスケジュールです。笑

名古屋での実績は皆無だし、宣伝告知も時間がなくて全然できず。
でも、どうしても妥協したくない。

10人も集めないといけない、ではなく、たったの10人しか参加できない。

納得のできるメンバーじゃないと絶対嫌だ!っていうのを、全然人が集まってないくせにこだわり続けました。
色んな知り合いに電話したり、口説いたり。

結果的に、集まった10人は本当に奇跡的だと言えるくらいに最高で。

参加したのは偶然だったとか、たまたまタイミングが良かったってのもあると思います。
ですが、決してそれだけじゃないんです。
小さなお子さんがいるにも関わらず、家族の理解を得ながら参加してくれたり、本来稽古日の土日も仕事だけど、なんとか調整してくれたり。
そもそもお芝居未経験の人がほとんど、自分にはできるのかと参加するのに大きな勇気が必要だったり。

全員分書くととんでもなく長くなってしまうので割愛しますが、10人それぞれのドラマがあり、参加を決めるって事自体にそれぞれの課題や壁があったのだと思います。

やりたい!っていうシンプルな動機で、手繰り寄せ、こじ開けて、集まりました。

この10人は、最初から覚悟が決まってた。
めちゃくちゃ熱かった。

これまで大阪で少しずつ積み上げてきた「ながらびっと」というブランド。
リーダーになったpisakiちゃんの人望。
そして何より、3年前に中止になった名古屋0期のリベンジしたいという熱意。
それら繋がり全てが噛み合った感覚もあり、感動でした。

加えて観てくれた方には伝わるかと思いますが、今作の登場人物にしっかりハマってしまう
見事なバランス!
まじでワンピース!
それを神配役した演出の僕!笑

そんな感じでキックオフした、
ながらびっと名古屋。
もう最初からワクワクってやつです。

と、言うわけで今回はここまで。

次回!!
「本番前にバッサリ台詞カット!??波乱の稽古の裏側」をお届けします〜。

(たぶん)明日の20時頃に公開します!!

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